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高雄発・オルタナティブ・フォークバンド「淺堤 Shallow Levée」が贈るベストセレクション



高雄発、台湾語と中国語で彩るポップな情景。オルタナティブ・フォークバンド「淺堤 Shallow Levée」が描くのは、台湾の風景そのもの。台湾のインディキッズ達から熱い支持を受ける彼らが、待望のベスト盤『淺堤 Shallow Levée BEST COLLECTION』をついにリリース。これまでに2枚のEPと2枚のアルバムを発表し、数々のアワードで高評価を得てきた軌跡が詰まったこの作品。リリースに続き、間もなくスタートするツアーも期待が高まるなか、特別にベスト盤収録曲について彼らに語ってもらいました。公開中のSpotifyプレイリストもご一緒にお楽しみください!






1.我變了/私は変わった



この曲はバンドのこれまでの温かいイメージを一新し、2枚のアルバムを経て新たな表現方法を模索しました。ロック音楽からインスピレーションを受けた初期の衝動を引き出そうとしています。まるで高校生の女の子のような勢いで「私、変わったの!」と叫び、直球勝負に挑んでいる感覚です。


〈我變了〉一改過去淺堤帶給人的溫暖形象,歷經兩張專輯後,淺堤重新尋找新的表達方式,這首歌試圖引出受搖滾樂啟發的初衷,用高校女生般的態度說出「我變了!」,直球對決!





2.好不容易/なんとなく



淺堤 Shallow Levée の特徴は「重い話を軽やかに語る」こと。楽曲の構成は意図的にシンプルで、日常のように親しみやすくしています。歌詞では、一人暮らしをしているとよく目にする言葉を多く使い、成長の痛みを表現しています。一人で外で生活するのは本当に大変。これまでの努力を振り返り、社会的に「成功」とされるものを手に入れたとしても、なぜか満たされない自分に気づくのです。


淺堤的招牌是「重重的話,輕輕的說」,曲式刻意簡單就像日常。主歌大量使用在外租屋時會看到的標語來形容成長的陣痛,一個人獨自在外生活真的好不容易,回頭想想自己一路上的追求,就算得到了社會上定義的成就怎麼依然不開心?



3.永和



多くの地方出身者が台北に移り住む際、まず永和を選びます。永和は今でも台湾で人口密度が最も高い場所です。南北を行き来しながら曲を書き、演奏する中で、台北に長く住む友人たちの生活と自分の状況を重ね合わせ、「あなたにもあなたなりの苦労があるんだ」と気づき、その心の声を表現しています。永和についてよく知らなくても、曲から友情についての考えを感じ取ることができるでしょう。


許多外地人移居到台北首先會選擇永和,永和至今是全台灣人口密度最高的地方。在南北往來寫歌、表演的過程中,用自我狀態對照在台北生活許久的朋友,寫出「原來你也有你的辛苦啊」這樣的心聲,就算不了解永和,也可以從歌曲中感受到對友誼的思考。



4.禮物 feat HUSH/贈り物



「もし人生が一枚のレッドカーペットだとしたら、誕生から大人になるまでの道のりで、希望に満ちた歌を聴きたい。」この曲は、近年注目されているジェンダー平等への関心にも応えています。台湾の有名な歌手HUSHをゲストに迎えたデュエットで、ライブではファンも一緒に歓声を上げるシーンが恒例になっています。現在、浅堤の楽曲の中でも特に人気のある一曲です。


「假設人生是一張紅地毯,從誕生到成人路上,我想要聽到一首充滿期待的歌。」歌曲中呼應近年來世界對性別平權的重視。邀請來台灣知名歌手HUSH合唱,現場演出時更會邀請歌迷一起為歡呼,是目前淺堤最受人喜愛的歌之一。



5.高雄



これは浅堤にとって初めての「地名タイトル曲」です。アルバイトをしながらバンド活動をしていた時期のことを描いており、外から見た高雄の明るく情熱的なイメージとは異なります。どんなに陽気な人にも悩みはあるものです。曲にはバイクの音や現地の環境音も取り入れ、高雄らしさを存分に感じさせる仕上がりになっています。


這是淺堤第一首「地名歌」,一邊打工一邊玩樂團的時期,並不像外人對高雄的刻板印象那樣熱情開朗,再陽光的人也有自己的煩惱呢。歌曲中加入騎摩托車與當地的環境音,有著十足高雄味!



6.陷眠/眠りに堕ちる



バンドは常に台湾語ソングの新たな可能性を模索しています。この曲はその一つの試みで、西洋音楽のスタイルで台湾語を取り入れる形で作られました。世界各国のミュージシャンと交流した中で、「どこの国の若者も同じようなことを考えているんだな」と気づいたのがインスピレーションです。「陷眠」は、年長者が若者の白日夢をからかうような口調で、「夢を見ているのは自分か、それともあなたがまだ目覚めていないのか?」というテーマを新たに解釈しています。この曲は、夢を抱いて挑戦するリスナーに向けて贈られています。


淺堤在思考台語歌的可能性,這是其中一個嘗試:用寫西洋歌的方式思考台語。這首歌來自與世界各地音樂人交流後,發現原來世界上的年輕人都想著差不多的事情啊!用「陷眠」像是長輩在嘲諷年輕人做白日夢的口氣,重新解釋「究竟是我在做夢還是你沒有醒來呢?」,以此曲送給同樣懷抱著夢想闖蕩的聽眾。



7.恬恬一下仔/一緒に過ごそう



これは「介護をする人」に捧げる曲です。一緒に遊んでいた友人たちが次々と日常から姿を消していき、その理由が家族の病気であることに気づきました。しかし、その人たちの苦悩にはなかなか目が向けられません。彼らは良い仕事を諦めたり、プライベートな時間を犠牲にしたりしているのです。この曲は、そんなあなたに寄り添うひとときを提供できたらと思います。


這是一首寫給「照顧者」的歌,一起玩耍的朋友一個個消失在生活中,原來是家人生病了。但是照顧者的煩悶卻沒有人為他們著想,放棄更好的工作、犧牲私人的時光⋯⋯沒關係這首歌可以陪著你一下子。



8.信天翁/アホウドリ



この曲には、高雄の「青年路」が描かれています。青年路の端には夕日の美しい光景が広がり、クルーズ船が停泊することもあります。好きな人と手をつないでこの場所で過ごす日々を歌った、バンドならではのラブソングです。


歌曲中寫下高雄的「青年路」,青年路底經常掛著懸日與郵輪停靠,和喜歡的人手牽手在這裡生活,是淺堤標誌性的情歌。



9.又一個漫長的下午/またこんな午後に



この曲はピアノとボーカルのみで構成され、去っていった人たちが私たちに与えた影響について描かれています。深い想いが込められており、多くのファンが歌詞を引用して二次創作するほど共感を呼んでいます。


此曲只有鋼琴和主唱的Vocal,寫下我們被離開的人所影響著的每一件事,傳達了深深的思念,也因此吸引許多歌迷經常引用歌詞再創作。



10.恆春花絮/恆春こぼれ話



この曲は、高雄から南下して恆春(台湾南部・屏東県に位置するリゾートシティ)で親友の結婚式に参加する様子を描いています。シンプルな伴奏と心のこもった語りが特徴で、旅行の際にぴったりの音楽です。


歌曲紀錄從高雄一路南下到恆春參加摯友婚禮的景色,單純的陪伴與傾訴,是適合出遊時聽的音樂。



 

10/23にリリースされたばかりのベスト盤LP。淺堤 Shallow Levéeの魅力を存分に味わえる一枚となっています。今回はリリースに合わせて来日ツアーも開催予定です。その魅力をぜひ会場でも体感してください!


 


artist : 淺堤 Shallow Levée

title : 淺堤 Shallow Levée BEST COLLECTION

release no : BRRCD131

release date:2024.10.23

price : 4400 yen (tax in)


track list : 


Aside

1.我變了

2.好不容易

3.永和

4.禮物 feat HUSH

5.高雄


Bside

6.陷眠

7.恬恬一下仔

8.信天翁

9.又一個漫長的下午

10.恆春花絮



 

淺堤 Shallow Levée 「Best Collection」LP release Japan tour



10/29 in Tokyo 青山月見ル君想フ

w. グソクムズ

OPEN 19:00 / START 19:30

前売り4500 / 当日5000 +1drink fee

前売り学割2500



10/30 in Nagoya KD JAPON

w. motoki tanaka (band set)

OPEN 19:00 / START 19:30

前売り4500 / 当日5000 +1drink fee

前売り学割2500


10/31 in Kyoto UrBANGUILD

w. motoki tanaka (band set)

OPEN 19:00 / START 19:30

前売り4500 / 当日5000 +1drink fee

前売り学割2500


11/1 in Matsumoto Give me little more.

w. TANGINGUGUN

OPEN 19:00 / START 19:30

前売り4500 / 当日5000 +1drink fee

前売り学割2500


11/3 in Tokyo 渋谷周辺ライブハウス

BiKN shibuya 2024

OPEN 11:00 / START 12:00


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