麺TERVIEW with シャムキャッツ/ Siamese Cats from 西川口 to ASIA (中 2/3)
麺TERVIEW with シャムキャッツ/ Siamese Cats from 西川口 to ASIA (中 2/3)
ザムザムの泉を後にした我々は興奮冷めやらぬまま、夏目くんの直感に頼り、いい感じの喫茶店を発見。牛肉麺の余韻に浸りつつ、去年のアジアツアーを振り返ってみた
在ザムザムの泉吃完麵後我們大家還是熱情不減,在夏目的直覺下發現了一間不錯的咖啡店。邊沉醉在牛肉麵的餘韻下,邊聊著去年的亞洲巡迴。
※文中表記※ N=夏目 S=菅原 B=BIG ROMANTIC
<アジアツアーについて>
<關於亜洲巡迴>
B:そもそもなぜアジアでやろうとしたのか?っていうのは気になるところではあるけど。どうでしょう?
B:為何想要舉辦亜洲巡迴呢?滿想知道的。你們是怎麼想的呢?
S:なんか自然な流れでしたけどね
S:好像自然而然就開始了
N:まず最初は台湾と韓国にいいバンドがいるって知ったのがきっかけで。自分たちがいいと思えるバンドが近くの外国にいるって知って、なんか一緒にやりたいなって思って、ちょっと自分たちと似たようなものを感じるって事は、自分たちの音楽も受け入れられるかもしれない、それなら行ってみようじゃないかっていう流れでしたね。
N:一開始是知道台灣跟韓國有很棒的樂團的這個契機。我們自己覺得很棒的樂團就在很近的另一個國家中,所以就想一起做些事情呢,感受到這些國家也有跟我們的感覺有點像的樂團存在的這件事,也就是代表著我們的音樂也有可能會被接受吧,那就試試看吧的這種感覺。
N:そして相互の関係ができてきたというか、僕たちが行きたいって思うだけじゃなくて、日本に来てるバンドもいるし、一方通行で行こうっていうよりは水面下で各国のバンドとの交友関係、つながりが増えてきてたと思います。
N:另外我們跟這些樂團建立起相互的關係也是一個原因吧。不只是我們想去,也有來到日本的樂團,不止是單方面的交流,在水面下的與各國樂團的好友關係,也讓我們的聯繫越來越多。
B:一番最初にアジア行ったの韓国だっけ?
B:一開始去的亜洲國家是韓國嗎?
N:えーと、そうですね、一昨年初めて台湾と韓国同時に行きました。
N:恩~應該是,去年第一次同時去了台灣跟韓國。
B:シャムキャッツって側から見たら気がついたらいつのまにか韓国のバンドとガッツリ繋がってたイメージなんだけど
B:從旁來看Siamese Cats不知何時跟韓國樂團有著相當好的友好關襲的印象呢
S:韓国とまず最初に絡んだのは、ウォンジュンという男がいて、彼は日本のインディーが好きでよく日本にも来てて、ある日シャムキャッツがシェルターで2回しライブやるっていうイベントがあってそれも目撃してるんです。
S:與韓國有著聯繫的是,一開始有一個男生叫做wongjun,他很喜歡日本的獨立音樂所以常常來到日本,有一次他在下北澤的live house SHELTER的一個一天兩公演得活動中也看到他呢。
S:それとほぼ同時期にナヨンっていう韓国のイラストレーターの女の子がいて、シャムキャッツの大阪のツアーの時に遊びに来てて、彼らと話してたら、韓国で待ってくれてる人がいるって知って、これは行ってみたいなと。
S:然後在同時期有一個韓國插畫家女孩叫做nylee,她去看了我們在大阪場的演出,跟他們聊過之後,才知道原來韓國有歌迷在等著我們,所以才開始了想去演出的想法。
ナヨン作のシャムキャッツアジアツアーフライヤー
S:まぁでも最初のライブは台湾でしたね。最初の海外ライブは台湾から韓国に行くツアーでした。(2016)
S:恩但一開始的演出是台灣呢,首次的海外演出是先從台灣然後再去韓國的巡迴。(2016)
S:あといろいろ伏線があって、夏目も俺もrojiってライブハウスで韓国のバンドとタイバンしてるんですよ。最初は夏目がWedanceceと404っていうバンドと一緒にやりましたね。韓国のバンドは当時かなり日本に来てて
S:之後還有一些潛在的原因,夏目跟我也在一個叫做roji的live house跟韓國的樂團一起演出過。一開始夏目跟叫做Wedanceceと404的樂團一起演出。那個時候有很多韓國的樂團來到日本
404사공사_가죽지갑
N:当時は「チャン・ギハと顔たち」がちょいちょい日本にライブに来て話題になってたり、「イ・ラン」ていうシンガーソングライターがライブをやってて、「イ・ラン」ちゃんはSWEET DREAMっていう僕らもお世話になってるレーベルがやってて絡みもあって。
その時期がアジアを感じ出した最初でしょうね。
2013〜4くらいでしょうかね。そういう交流が始まってましたね
N:當時「張基河與臉孔們」來過日本幾次,在日本造成一股話題之外,「Lang Lee」這個創作歌手也來到日本演出,她也與我們很受到照顧的一個廠牌SWEET DREAM有著關連。
那個時期應該就是我們開始感受到亞洲的時候吧。
大概是2013~14年左右,開始有一些交流呢。
チャン・ギハと顔たち / 張基河與臉孔們 / Kiha & The Faces(장기하와 얼굴들) _ The Smell's Gone(빠지기는 빠지더라) ※麺タビューでもお馴染みの長谷川陽平さん所属のバンド
이랑 - 신의 놀이 / Lang Lee / イ・ラン - Playing God
S:それで2015〜6くらいに夏目がソロでいっしょにライブやったりとか、ウォンジュンがやってるコガソンていうバンドが来た時に俺がソロで一緒にやったりして、そういう感じでなんとなくの基盤ができて。あと、僕らの韓国はキーパーソンがダハムくんで、彼も当時めっちゃ日本に来てて。
S:然後在2015-16年左右他們跟夏目solo的時候一起演出之類,wongjun玩的樂團Cogason來到日本的時候我也以solo的形式跟他們一起共演,這種感覺下漸漸的建立起聯繫的基盤。另外,韓國的關鍵人物ダハム也在那個時候很常來到日本。
코가손 - 생각나 (Cogason - Thinking of You)
S:うちらの最初の韓国ライブはミツメと一緒に回るスプリットだったんですけど、それはダハムくん(park daham)に組んでもらいました。
S:我們一開始韓國的live是跟ミツメ(mitsume)一起巡迴的,那次就是由Daham所安排的。
B:ダハムとは日本であったんだよね?
B:跟ダハム是在日本遇到的吧?
N:僕らは直接あったのは、、彼は「イ・ラン」の手伝いをしていて、そのつながりで出会ったんだと思います。
N:我們跟他直接遇到的時候,是他在幫忙「Lang Lee」的時候,那個時候遇到他的。
S:俺はなんとなく知ってましたね。シーンでよく見る人って感じで。
S:我是原本就知道了。常常會在業界看到的人的那種感覺。
洪申豪KOREA TOUR 2017/02 L:洪申豪 / R:park daham
B:なるほどですね。そしたら台湾はどうでしょう?
B:原來如此。台灣如何呢?
N:台湾はもともとそういうシーンがあるって感じさせてくれたのはやっぱり透明雑誌で、僕クワトロワンマンとか見に行ってるんですけど。
N:台灣原來也有這種獨立音樂場景一開始是從透明雜誌開始知道的,我有去QUATTRO看了他們的專場演出。
B:へー!そうだったんだ
B:誒~!原來是這樣啊
N:その時にモンキー君(洪申豪)かドラムのトリックスに音源渡して、実はこんなバンドやってるんだって喋るくらいのコミュニケーションはあって、その時はやれたらいいなーとただただぼんやりと思ってたんですけど。
その後決定的なのはやっぱ落日飛車との出会いで、めちゃくちゃクオリティー高いし、現地でもかなり支持を得ているって聞いて、日本に彼らが来た時に共演させてもらって仲良くなって、また次も一緒にやろうってなりましたね。
N:那個時候我把音源拿給了洪申豪還是鼓手唐世杰,跟他們說了我有在玩樂團這樣,那個時候就有著如果可以到海外演出就好了的想法。
後來關鍵性的應該還是認識落日飛車,他們技術超好,聽說他們在台灣當地也受到廣大的支持,他們來到日本時我們一起共演後交情也變得不錯,那個時候也約定了下次要一起演出。
透明雜誌 - 透明雜誌FOREVER
B:その時は、先に日本に落日飛車が来たんだっけ??
B:那個時候是落日飛車先來到日本演出對吧??
N:日本で最初は青山蜂で前夜祭みたいので一緒になって、その後バンドで月見ルで一緒になって、その後すぐ台湾行って、台湾は最初はアコースティックで台北月見ルでやって、その後台中のフェスに落日飛車と一緒にでて、WALLで落日飛車とmanicsheepで3マンやりましたね。
N:一開始在日本是先在青山蜂的前夜祭活動一起演出,之後在青山月見一起共演,又馬上去了台灣,台灣的第一場一開始是在台北月見做不插電演出,之後又一起跟飛車去了台中的音樂祭演出,最後在The WALL跟落日飛車、manicsheep一起演出。
B:あれは凄かったねw スケジュール的にも。
B:那次真的很厲害w行程上也是。
落日飛車 Sunset Rollercoaster(from 台湾)- Greedy @ りんご音楽祭2017
Manic Sheep - No More Anger
N:僕らにとってはそれが初めての海外の公演で、初めてなのにめちゃめちゃ受け入れてもらって、バンドのホスピタリティも感じつつ、あと自分の旅行日記にも書いたんですけど、実は当時はバンドとしては音楽的に若干頭打ちを感じてたんですけど、その海外ツアーによって打開策を見出せたっていうか、自分たちがどんな音楽やったらいいのかな、とかどんな振る舞いでライブをやったらいいのかというヒントを与えてくれたんですよ、あの時の台湾での経験が。
N:對我們來說首次的海外演出,第一次大家就這麼的接受我們,感受到樂團的ホスピタリティ。另外我自己也寫了旅行日記,因為那時正好樂團的音樂性正好進到一個瓶頸期,在那一次的海外巡迴中我們好像終於有點看到光明的感覺,我們的樂團到底要玩哪種音樂,或是在演出中應該做哪種表現等等,都在那次的台灣演出經驗中得到了一些提示吧。
N:そこで出たインスピレーションとか経験が「friends again」に確実に注ぎ込まれていて、僕個人としては前回のアジアツアーは恩返しというか、インスピレーションをくれた人の元に向かって歌いに行こうっていう感じだったし、それをもっともっと広げていけるだろうってことで中国にも挑戦したんですよね。
N:那一次所得到的靈感跟經驗也確實的注入到專輯「friends again」當中,我個人覺得上一次的亞洲巡迴就像是報恩般的感覺,帶著我們的歌曲去唱給那些給予我們靈感的人們聽,我們也認為我們的音樂應該是能夠傳遞到更多地方,所以我們也挑戰了前往中國演出。
Siamese Cats in Taipei (2017)
B:その体験は「friends again」っていうタイトルにも関係してるのかな?
B:那這次的體驗也跟「friends again」的專輯標題有關係嗎?
N:元を正せば、バンドを1から4人でやってみようよということではあったけど。そういうシンプルな方向になぜいけたかっていうと、やっぱ海外で演奏しても言葉は通じなくて、シンプルに演奏とメロディで勝負するしかないんですけど、そこで割と受け入れてもらえるんだっていう気づきがあって、その意味で海外公演によってバンドにもたらされたものは本当に大きくて。そういう意味でもやっぱりもう一度海外の友達にも会いに行くような、という意味もあったかもしれないですね。
N:要追究源頭的話,樂團從一開始就決定以4個人的編制來玩看看這個理由也有關係。這種很簡單的方向為何就成功了,應該是因為在海外表演的時候語言基本上都不通,只能靠著演奏跟旋律來決勝負,後來發現原來還蠻被大家所接受的,也代表著海外演出對樂團帶來很大的意義。所以想一想覺得就像再度去見見這些海外的朋友的感覺,帶點這種意思吧。
N:あとあれだ、海外の人にもなんとなく意味を勘ぐれそうなシンプルな言葉が良かったっていうのもありますね。
N:還有,讓其他國家的人可以猜到的那種簡單的字眼的語言,也是蠻不錯的一個部分呢。
B:なるほどね〜いろんな国で聴かれたり、手に取ってもらったりっていうところも意識しながらやってるってことだよね
B:原來如此~在各國被聽到,被觀眾買了專輯回去等等都是邊想像邊執行著對吧。
N:まさにそうですね。かなり意識したと思います
N:真的是如此,我們其實還蠻注意的。
「friends again」TAPE(taiwan edition)released by BIG ROMANTIC RECORDS
B:いやでもあのアルバムを最初聴いた時は結構びっくりした。
B:一開始聽到這個專輯的時候真的蠻嚇到。
B:俺最初は勝手な予想でオルタナっぽい派手な方向に行くはずだって思っててw
なんかこうシンセサイザーでもガンガン入ってくるんじゃねぇかって思ってたら、まさかの古のロックマナーでやってきたから、意表を突かれたし、すごいなって思った。
B:我一開始還預測應該會朝著那種更激烈的另類搖滾方向呢w
還以為會加入一堆合成器,沒想到竟然是復古的搖滾,讓人真的很意想不到呢。
シャムキャッツ - New Album『Friends Again』Trailer
B:実際そのアルバムを持ってアジアツアーをして、そこでまた感じた事とかあるかな?
B:實際上帶著這張專輯做了亞洲巡迴,在當中還有感受到哪些其他的事呢?
N:僕たち日本でも急にどーんて売れたタイプのバンドじゃなくて、じわじわ支持層を広げてきたバンドだと自負してるんですけど。同じことが広いフィールドで起きているなって感じて、前回いったときより確実に、僕らの音楽を信用してくれてるなっていうか、僕らの音楽の芯の部分を好きでいてくれてる層っていうのがしっかりフワッと増えてるなっていうのを感じましたね。韓国でも台湾でも
N:因為我們在日本也不是一口氣馬上就紅了的樂團,我們還蠻自滿自己是一步一步支持層慢慢拓展開來的那種樂團。同樣的事情現在在腹地更廣的地方發生著的感覺。而且確實比起上一次,感受到大家對我們的音樂是有著信賴感的,從我們的音樂的芯的部分開始喜歡的這層歌迷也有著大幅成長的感覺。不論是韓國還是台灣
N:あと、韓国で言われて嬉しかったのは、初めて韓国行った一昨年は、韓国の人から見ると日本のお客さんもちょいちょいいるし、なんとなく日本のクルーが盛り上がってるなっていう印象もあったらしいんですが、今回は韓国のお客さんが観にきて楽しんでる状況が見えてすごい良かったっていわれて、こういうことだなって思いました。
台湾でも大学でライブやらせてもらったってのもありますけど、少しづつそっちの文化に入っていってる実感がありましたね。
N:另外,這次在韓國也很開心的是,前年第一次去韓國的時候,從韓國人的角度來看現場也有不少的日本人,大多都是日本人在live中很興奮的印象;但這次發現連韓國的觀眾也都一起融入、享受演出的情形很令我們覺得振奮呢。
我們也在台灣的大學裡的活動中演出,有著慢慢進入到當地文化的感覺呢。
・・・・・
アジアのフィールドで確実にネットワークを広げてきたシャムキャッツ。ライブでも確実に手応えをつかんでいる様子。
そして最終章へ・・・
在亞洲地區也著實的將網域漸漸擴大的Siamese Cats。似乎也已經抓到在各地live的訣竅。
那就繼續邁入最終章。。。
Continued on next →→→
Back to previous → 麺TERVIEW with シャムキャッツ/ Siamese Cats from 西川口 to ASIA (上 1/3)
<LIVE INFO>
BIG ROMANTIC LIVE
「落日飛車×シャムキャッツ」
2018年6月7日 木曜日
会場:渋谷WWW 出演:
・落日飛車 (Sunset Rollercoaster) ・シャムキャッツ/Siamese Cats
open19:00 / start19:30
adv.3500円 / door4000円(共にドリンク代別) ticket : peatix下記アドレスにて販売(3/18〜)